14 引き算

正負の数の引き算のやり方です。

このページでは

  • 引き算の勉強がはじまります。

チェックポイント
  • 引き算のことを 減法 といいます。
  • 減法の結果(答え)のことを 差 といいます。
  • 減法は加法に直して計算します。



引き算は,足し算に直して計算します。
そのやり方を説明します。
例えば(+5)-(-2)という計算の-(-2)の部分。
これは「-2を引く」という意味です。
符号を逆にしたら言葉も逆にすれば同じことを表す
ので
「+2を足す」に変えることができます。

「減法は加法に直して計算」というのはこのような作業のことでした。



もう少し練習していきましょう。

(+8)-(+3)
この式の【-(+3)】に注目です。「+3 を引く」という意味があります。
これを「-3を足す」に変えると
(+8)+(-3)
= +5
このようになります。


例題でもう少し練習していきましょう。
解き方のポイントとしては「引き算を足し算にして後ろの数の符号を逆にする」ということになります。
ではさっそく見ていきます。

例:次の計算をしなさい。

(-9)-(-4)

「-(-4)」の部分に注目してください。
引き算を足し算にします。後ろの数の符号を逆にします。
「-(-4)」は「+(+4)」になります。
これで-9と+4の足し算
(-9)+(+4)
になりました。答えは -5 です。
答え -5 

(+5)-(+2)

「-(+2)」に注目です。
引き算を足し算に。後ろの数 +2 の符号を逆にします。
(+5)+(-2)になりました。答えは +3 です。
答え +3 

(-2)-(-7)

-(-7)が+(+7)に変わります。
(-2)+(+7)になります。
答え +3 

(+2)-(+8)

これも一緒です。+2 はそのまま。引き算を足し算にして +8 を -8 にしましょう。
(+2)+(-8) になります。
答え -6 

0-(-3)

5番と6番ちょっと0が入っていますが、やることは同じです。
引き算を足し算にして符号を逆にしてください。
-(-3) は +(+3) になります。
答え +3 

0-(+4)

これも一緒です。0の後ろに注目です。
-(+4) は +(-4) になります。
0+(-4) になりました。
答え -4

point 引き算を足し算に。後ろの数の符号は逆に。

この方法をしっかりとマスターしましょう。


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