11 符号が異なる数の足し算

(正の数)+(負の数)
(負の数)+(正の数)の計算の方法を学びましょう。


このページでは

  • 「プラス たす マイナス」「マイナス たす プラス」のような、符号が異なる数の足し算を学びます。

例:(+3)+(-5) の考え方

point 足し算は、どこにたどり着くのかを考えましょう。

今回も数直線を使って考えていきます。

まず最初。0(ゼロ)から出発します。

次です。+3 は右に 3 動くと考えましょう。
3 にたどり着きました。

次です。「たす」の部分は続けて動くという意味だと考えましょう。

次です。-5 は左に 5 動くと考えてください。

+3 から左に 5 動きます。-2 にたどり着きました。
このたどり着いたところが答えとなります。

答え -2  

計算の書き方も確認しましょう。
次のようになります。

まず最初は先に符号を考えて書きましょう。

考え方:右に 3 よりも左に 5 の方がたくさん動くから、答えの符号は 5 についている方。だからマイナス。というように決めます。
「絶対値の大きい数の符号」が「答えの符号」になります。

では次です。かっこの中で絶対値を引いてください。

今回は 5-3 です。これによって「どちらがどれだけ長いのか」というものを求めていることになります。

5 と 3 を比べたら、5 の方が 2 だけ長い から、答えは -2 という考え方です。

プラスとマイナスの足し算では「どっちの方がどれだけ強いのかなぁ」みたいなイメージを持てるといいですね。

先に符号を書きましょう。
左に動いた後にまた左に動いたから、符号はマイナスになります。

次も一緒です。かっこの中で絶対値を足してください。
2+4 これでどこまでいくのかがわかることになります。

答え -6 


符号が異なる数の足し算,チェックポイントです。

  • 符号の異なる数の足し算(プラスとマイナスやマイナスとプラス)の答えは
     符号  数 を考えます。
  • 答えの符号は,絶対値の大きい方の数です。
  • 答えの数字は,絶対値の引き算の答えになります。

どちらがどれだけ大きいか。を考えましょう。

-中1, 正負の数
-,