何かを基準としたときに、それより大きいか小さいかなど、反対の性質のものは正の符号「+」や負の符号「-」がついた数で表すことができます。
このページで学ぶこと
- 正の数や負の数は「ゼロ」を基準としている
- 何かを基準としたときにそれより大きいか小さいかなど、反対の性質のものは正の符号「+」や、負の符号「-」がついた数で表すことができます。
例えば
プラス5℃は、0℃を基準としてそれより5℃高いことを表しています。
マイナス3℃は、0℃を基準としてそれより3℃低いことを表しています。
ここでは「高い」と「低い」が反対の性質です。
では例題で理解を深めていきましょう。
例:ある場所 A地点 を基準として東へ2km進むことを「+2km」と表すとき、西へ5km進むことはどのように表されますか。
まずはこんなふうに図をつくって考えてみましょう。
真ん中を A地点 として今回は右側を東、左側を西の方向としてみます。
基準の地点が0kmとなります。
東をプラスとしているので。右側の方にプラスと書いておきましょう。
反対側である西はマイナスで表すことができます。マイナスも書いておきましょう。
A地点から東へ2km進むことを、+3kmとしているということは、
A地点から西へ5km進むことはどのように表すことができるか。
東方向がプラスなので西の方向はマイナスです。
「西へ」の部分を「-」に変えれば良いです。
つまり答えは -5km です。
ポイントです。
東の反対が西。今回は東を「プラス」と表しているので、
その反対である西が「マイナス」になるということになります。